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鎌倉初期舞草奥州鍛冶『宝寿』螺鈿鞘打刀拵え入特別保存刀剣

銘文『無銘』 種別  刀 長さ 73.5センチ 反り 1.2センチ 元幅31ミリ 元重7ミリ 先幅21ミリ 先重5ミリ 刀身763重量グラム (すべて約です) 新潟県教育委員会

大変珍しい宝寿極めで、特有の小沸出来で奥州鍛冶の特徴が良く表れており、地鉄は板目肌に杢目が交じり、刃文は沸の深い直刃調に金線を交えており古調で趣があります。

宝寿鍛冶は鎌倉中期頃から陸奥平泉で活躍する刀工群であり、宝寿、月山、舞草など奥州鍛冶の作刀技術が大和や山城、備前等中央の作刀文化に影響を与えた結果、相州伝が生み出されたとする研究があり、代々続く奥州きっての初期日本刀の代表刀工です。

鎌倉初期舞草奥州鍛冶『宝寿』螺鈿鞘打刀拵え入特別保存刀剣

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