銘文『無銘』 種別 刀 長さ 65.4センチ 反り 1.8センチ 元幅31ミリ 元重8ミリ 先幅19ミリ 先重5ミリ 刀身701グラム (すべて約です) 東京都教育委員会
鞘書きにて二王と極められておりますが、協会にて更に上である尻懸派の祖である『尻懸則長』で極められた素晴らしい出来栄えの一振りです。
重ね厚い豪壮な太刀で尻懸特有の流れるような杢目が交じる躍動感溢れた綺麗な地肌で、地景が顕著に現われ、映り立ち、匂い深く、小沸えつき、細かな小足が入る、小互の目刃文の覇気に満ちた則長の特色と見所を存分に示した名刀です。
則長は大和五派の一つ尻懸は東大寺の裏手で栄えた刀工群の事実上の祖であり初代は正応(鎌倉時代中期)とされ、 尻懸派の刀と鑑定され評価されたものは重要文化財などに指定されています。