銘文『源清重造之』『慶応三年二月日』 種別 刀 長さ 72.6センチ 反り 0.6センチ 元幅34ミリ 元重8ミリ 先幅26ミリ 先重5.5ミリ 刀身861グラム （すべて約です） 愛知県教育委員会
源清重(荒木清重)は摂津守を受領、駿府国で御用工を勤め、上野国に渡っています。その墓石には「群馬県 士族刀剣師 源清麿高弟 荒木摂津守源清重」とあり、出来も師清麿を彷彿する迫力の出来となっております。
清麿を見るような迫力の大帽子の相伝で刃中は変化に富んで、たっぷりと付いた沸、ほつれ絡んで明るく冴えて尋常ではない働きを見ることができ地肌大変よく詰みまさに清麿一門を代表するずば抜けた素晴らしい出来栄えの一振りです。
