銘文 『無銘』 種別 刀 長さ 66.6センチ 反り 1.7センチ 元幅31ミリ 元重7.5ミリ 先幅20ミリ 先重5ミリ 刀身682グラム (すべて約です) 東京都教育委員会
当刀は水心子正次と極められており、刃中は変化に富んでたっぷりと付いた沸、ほつれ絡んで明るく冴える備前伝の作風で地肌大変よく詰みまさに直胤一門を代表するずば抜けた素晴らしい一振りです。
水心子正次は直胤一門の刀工で水心子正秀及び、直胤に学び二代正秀の娘婿となるが、二代正秀が早世したため、三代を継ぐ。館林藩工としても作刀。江戸御徒町住。相伝を得意とした直胤門屈指の名工です。