銘文『相模国住政俊』 種別 刀 長さ 69.0センチ 反り 1.7センチ 元幅27ミリ 元重6ミリ 先幅20ミリ 先重5ミリ 刀身572重量グラム (すべて約です) 東京都教育委員会 日本美術刀剣保存協会鑑定書付
磨上げながらも彫物は独特の彫りであり、完成直後にバランスを考えて磨り上げその直後に本人か又は専属の彫師が彫ったと思われる時代の彫がはいる傑作刀です。
正宗を見るが如く、金線走る互の目乱れにたっぷりと付いた沸、地景良く入り、ほつれ絡んで刃中は明るく冴え働きは見事で
出来もこれぞ本流の相州伝と言った傑作です。
政俊は相州時代天正頃の刀匠で現存数が少ない相州刀匠の一人です。