銘文『□則』 種別 たち 長さ 65.0センチ 反り 1.9センチ 元幅31ミリ 元重7.5ミリ 先幅21ミリ 先重5ミリ 刀身607グラム （すべて約です） 群馬県教育委員会
宇多鍛冶は、鎌倉末期に祖古入道国光が国宗、国房等一族を引き連れ、大和宇陀より越中に移住したのに始まり、鎌倉末期から室町時代に渡り繁栄している。その中でも鎌倉末期から南北朝期までの作を古宇多と呼称しております。
希少な古宇多の在銘品です。
左文字を彷彿するような出来栄えで淡く地映りが立ち、相伝気質を兼ね備え、刃中は金線走り、ほつれ絡んで地沸が厚く、小沸がよくついた味わい深い働きの一振りです。
是非とも家宝にお加え下さい。
