銘文『丹後守藤原兼道』『菊紋一』 種別 刀 長さ 二尺三寸一分 反り 六分 元幅36ミリ 元重7ミリ 先幅24ミリ 先重5ミリ 刀身807重量グラム (すべて約です) 静岡県教育委員会昭和26年大名登録 日本美術刀剣保存協会鑑定書付
迫力ある龍図不動の額彫と 龍は今にも天に昇る勢いで、臨場感は半端ではなく、まるで生きているような素晴らしい彫が一段と本刀を華やかに飾っております。
身幅広く生茎であり、地肌の美しさを追求したような美しい地肌で、刃縁には見事な金筋、砂流しが美しく華やかなで匂い深く小沸き大変見事な傑作の出来栄えとなっております。
丹後守兼道(初代)は京二代吉道のニ男と云われ、吉兵衛といい直道とも銘しました。寛永二年に丹後守を受領します。大阪でも鍛刀しました。
格上げは必須だと思います。最高の彫物が施される名刀を是非とも家宝にお加え下さい。