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源清麿写した豪壮刀在銘『肥前国住一吉作写清麿』『丁亥年十一月日』

銘文 『肥前国住一吉作写清麿』 『丁亥年十一月日』 種別 刀  長さ 72.7センチ 反り 2.1センチ 元幅 35ミリ 元重 7ミリ 先幅31ミリ 先重6ミリ 刀身重量 934グラム (すべて約です)  佐賀県教育委員会


当刀は写清麿と入る明らかなる注文打ちの入念作で 、身幅重ね厚く、迫力の大帽子で匂口明るく冴え、砂流し激しく働き迫力のある互の目乱刃を見事に焼いております。

名工源清麿を忠実に写した覇気がある出来栄えを示す傑作刀です。

肥前国住一吉は佐賀県武雄市在住の刀匠で本名は中尾一吉、昭和三十年頃より堀井俊秀の弟子であった父忠次について作刀を修行します。一吉はその後、数打ちは一切せず一文字、肥前国忠吉、源清麿などの写しで知られ12年間で60振りの刀を製作したと記録があり作数は少ないです。 新作刀展にて優秀賞を受賞を初めとして、奨励賞、努力賞、に入賞を果たし才能を発揮していきます。昭和14年11月7日生。立派な経歴を持つ高位な実力派刀匠。

源清麿写した豪壮刀在銘『肥前国住一吉作写清麿』『丁亥年十一月日』

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