銘文 『備前国長船祐定』 『永禄十年八月日』 種別 刀 長さ 二尺四寸 反り 七分 元幅 31ミリ 元重 8ミリ 先幅23ミリ 先重7ミリ 刀身重量 851グラム (すべて約です) 日本美術刀剣保存協会鑑定書付 神奈川県教育委員会
永禄期の祐定は、彦兵衛尉、与三左衛門尉、源兵衛尉などがおり、末備前と呼ばれる室町後期の長船鍛冶の中で最も繁栄した一家です。
一筋の樋を掻き、刃中は古調な小乱れを焼き、二重刃となり沸が溢れ平地には映り立ち素晴らしい働きを魅せる見事な備前伝を焼いております。