銘文 『備前国長船住崇光作之』 『平成五年正月吉日』 種別 刀 長さ 72.8センチ 反り 1.9センチ 元幅 34ミリ 元重 8ミリ 先幅24ミリ 先重6ミリ 刀身重量 844グラム (すべて約です) 岡山県教育委員会
備前国長船の伝統を受け継ぐ崇光刀匠の渾身作です。
福岡一文字写を写したような華やかな出来栄えで、互の目乱れにたっぷりと付いた沸、ほつれ絡んで刃中は明るく冴え働きは実に見事であり素晴らしい入念作です。
ハバキは金着せです。
崇光刀匠は、昭和七年生まれで本名を横井崇、昭和五十二年に作刀承認を受け、竹下祐光・本阿弥宗景両氏に師事しています。西大寺武道館・社寺等に多くの自作刀を奉納されており、現在岡山市西大寺の鍛錬場に於いて作刀されています。