銘文 『兼貞』 種別 刀 長さ 70.8センチ 反り 1.8センチ 元幅 31ミリ 元重 7ミリ 先幅19ミリ 先重4.5ミリ 刀身重量 654グラム (すべて約です) 日本美術刀剣保存協会鑑定書付 埼玉県教育委員会
迫力の互の目乱れを焼き、地金良く、地沸つき、焼き刃素晴らしく華麗で、鎬に迫る波しぶきの如く激しく乱れており出来はいうまでもなく群を抜いております。
美濃伝のあるべき姿を超越した傑作一振りと云えます。
兼貞は同時代の兼元、兼定に次ぐ良工で、美濃蜂屋一派の上作刀工です。