源平合戦透鍔『彦根』 堅丸形 赤銅地 高肉彫地透 象嵌色絵 角耳小肉 縦幅74ミリ 横幅64ミリ 重ね5ミリ 重量132グラム( 全て約です) 日本美術刀剣保存協会鑑定書付
源平合戦図の最高傑作であり、源頼朝が祠で隠れて居る図が当時の物語を忠実に語っています。
場所は熱海石橋山で祠が現存して居ると言われております。
冑をまとい勇敢な姿を肉彫透の濃密な高彫りを施し合戦における戦いの一場面で殺伐とした合戦の中にも優雅さが漂う華やかな象嵌を施した迫力の出来です。
鉄ではなく赤銅で造られており希少価値も高い希少な逸品です。
宗典は近江国を代表する金工で、手間をかけた彫りに、華やかな象嵌を施した独特な手法を発案し、近江彫とも呼ばれ、その濃密な彫りは天下に好評を博したました。