飛天図小柄『加賀後藤』 赤銅金銀平象嵌七宝模様魚子地 赤銅据 金銀色絵 縦幅14ミリ 横幅89ミリ 重ね5ミリ 重量33グラム (全て約です)日本美術刀剣保存協会鑑定書付
加賀後藤は、加賀前田家に仕えた金工で、後藤宗家七代顕乗が従弟の覚乗と隔年交代で仕え、百五十石を給され、その礎を築き、顕乗の子である後藤宗家、九代程乗も伯父、覚乗の勧めで前田家に出仕し、三十人扶持を給され加賀後藤の発展に尽力を注ぎました。
本作は美しい飛天を高彫りし、赤銅金銀平象嵌をきめ細やかに施し、状態良く、彫りと象嵌が見事な作品です。
これほど華やかで手の込んだ作品は他に類が無いと思います。