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国宝正宗写し『平安城沖芝源信重作之』号『流現一刀開眼合掌』覇気ある相州伝の名刀

銘文 『平安城沖芝源信重作之(花押)』『写国宝無銘磨上正宗之昭和四十八年元旦 流現一刀開眼合掌』種別 刀  長さ 69.5センチ 反り 2.1センチ 元幅29ミリ 元重7ミリ 先幅21ミリ 先重6ミリ 刀身643グラム (すべて約です) 大阪府教育委員会  昭和48年3月20日登録  

師であり父である沖芝正次に師事後人間国宝月山貞一の兄弟弟子喜多貞弘の弟子となりました。隕石とともに地球に宇宙から降り注いだ隕鉄を刀の材料にして鍛えた刀を作ったことで有名です。

本刀は国宝無銘磨上正宗を写した渾身作で、流現一刀開眼合掌との号があり、覇気ある相伝を焼き、すべてがパーフェクトと云える出来栄えです。

刃中は変化に富み、たっぷりと付いた沸、ほつれ絡んで、砂流し、匂口明るく冴え、金線が走り、最高の力量と精神を余すところなく見せつける渾身の逸品です。

沖芝信重、元々は泉州堺の刀鍛冶で、後中河内の八尾に移住する。初め父である沖芝正次に師事、後人間国宝月山貞一の兄弟弟子で有る喜多貞弘に師事しました。

国宝正宗写し『平安城沖芝源信重作之』号『流現一刀開眼合掌』覇気ある相州伝の名刀

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