銘文『助光』 種別 刀 長さ 二尺一寸四分 反り 八分 元幅28ミリ 元重7ミリ 先幅20ミリ 先重4ミリ 刀身616重量グラム (すべて約です) 佐賀県教育委員会昭和26年大名登録 日本美術刀剣保存協会鑑定書付
在銘の島田助光です。
島田の極めですが山城派を彷彿する出来栄えで、板目良くつみ、地沸つき、砂流しが美しく匂い深く刃縁には金筋が小沸き見事な小乱れの傑作となっております。
島田一派は相州小田原鍛冶と師弟関係をはじめ、技術交流も盛んに行い、駿河国の今川をはじめ、
甲州の武田、相州の北条、三河国の徳川などの武将の為に鍛刀しました。