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最上作『長曽祢興正』本阿弥光瞭極札 大業物『和泉守国貞』保存刀剣

銘文『無銘』 種別  刀 長さ 69.6センチ 反り 1.2センチ 元幅31ミリ 元重7ミリ 先幅23ミリ 先重6ミリ 刀身841重量グラム (すべて約です) 東京都教育委員会

本阿弥光悦の嫡流となる本阿弥光瞭の折紙により長曽祢興正と極められ近年の日本美術刀剣保存協会により『和泉国国貞』と極められており、出来は初代虎徹興里を見るような素晴らしい出来です。
地金の美しさを追求した潤う上品なる地肌で、刃中は明るく冴え、沸、刃縁の砂流しが冴えており品格ある至宝の傑作となっております。

長曽祢興正は師の虎徹と同じ越前長曽祢一族の出身にて師と共に江戸に出府、東叡山忍岡辺りの虎徹の鍛冶屋敷に同居して師の作刀協力に従事。初代の名跡を継ぐ誰もが知る名工です。最上作。

初代和泉守国貞は俗に親国と呼ばれ、生国は日向で、後に大阪に移住し、元和9年に和泉守を受領し、 晩年入道して道和と称しています。堀川国広門の末弟子であり、 大阪新刀鍛冶の祖と言われています。 新刀上々作に列位し、また刃味が良いと賞賛され大業物として名を高めています。

最上作『長曽祢興正』本阿弥光瞭極札 大業物『和泉守国貞』保存刀剣

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