銘文『備州□□祐定』『□□□年二月日』種別 刀 長さ 72.3センチ 反り 3.0センチ 元幅29ミリ 元重7ミリ 先幅18ミリ 先重5ミリ 刀身634重量グラム (すべて約です) 愛媛県教育委員会
裏年季入の長船祐定で、かすかに永の字が読め永禄か永正祐定だと思います。
刃中は古調な小乱れを焼き、二重刃となり沸が溢れ平地には映り立ち素晴らしい働きを魅せる見事な備前伝を焼いております。
永禄期の祐定は、彦兵衛尉、与三左衛門尉、源兵衛尉などがおり、末備前と呼ばれる室町後期の長船鍛冶の中で最も繁栄した一家です。