銘文『月山』 種別 刀 長さ 二尺二寸六分 反り 六分五厘 元幅29ミリ 元重7ミリ 先幅18ミリ 先重4.5ミリ 刀身605重量グラム (すべて約です) 秋田県教育委員会 昭和26年大名登録
大変希少な在銘の月山です。
独特の綾杉肌で揺れるような板目肌が波打つように連続し味わい深く、匂深く古趣な働きを見せる素晴らしい一振りです。
月山鍛冶の源流は、修験道の聖地として知られる出羽三山の一つ月山の東麗の地に起こり、その活動は鎌倉期にさかのぼると伝えられ、以来盛衰を経てその流派は現在にまで伝わっています。