銘文『備州長船師光』 種別 長巻直し 長さ 二尺一寸八分二厘 反り 五分 元幅29ミリ 元重7.5ミリ 先幅25ミリ 先重5ミリ 刀身658重量グラム (すべて約です) 愛知県教育委員会
応永備前の華やかな作風で本作長巻直し造で、乱れ映り立ち、板目肌大きく流れ、杢目肌、地斑風な肌も見られ、地沸ついた鍛えに、刃文は小互の目、足入り、刃縁締まりごころに小沸つく素晴らしい出来栄えの希少な在銘品であり師光の特徴的な作品です。
師光は長船一派の直系で、景光孫、盛光の父といわれています。作品は南北朝期の永和から室町初期の応永頃まで見られ長船鍛冶の名門刀匠です。