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長船鍛冶名門在銘『備州長船祐定作』 『天正十一年二月日』貴重刀剣鑑定書

銘文『備州長船祐定作』 『天正十一年二月日』   種別 刀 長さ 68.8センチ 反り 2.1センチ 元幅33ミリ  元重7ミリ 先幅22ミリ  先重5ミリ 刀身708重量グラム (すべて約です) 新潟県教育委員会 日本美術刀剣保存協会鑑定書付

古備前を見るような小乱刃の刃文で平地には映りが立ち、刃中は変化に富んだ小丁子乱れを焼き明るい金筋を交えるなど古雅な趣をよく示した備前伝の出来栄えの一振りです。

長船鍛冶の中でも祐定の一派は特に名を高めて後代まで長きに渡り繁栄しました。天正頃の祐定には「彦左衛門尉祐定」や小早川家抱え工の「七朗右衛門尉祐定」や『与三左衛門祐定』などが代表工でいずれも祐定の最高峰に位置する名工です。

長船鍛冶名門在銘『備州長船祐定作』 『天正十一年二月日』貴重刀剣鑑定書

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