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新々刀上々作在銘『備前介藤原宗次』『慶應元年五月日』螺鈿拵え付特別保存刀剣

銘文 『備前介藤原宗次』『慶應元年五月日』 種別 刀 長さ 二尺三寸七分五厘反り 五分一厘 愛媛県教育委員会  元幅31ミリ  元重7.5ミリ 先幅24ミリ 先重5.5ミリ 刀身861重量グラム (約です)日本美術刀剣保存協会鑑定書付 本作はで小板目肌のよくつんだ鍛えに躍動ある迫力の互ノ目乱れで、砂流し、沸え交じり、匂口大変 明るく冴え、丹念に鍛えられた宗次晩年の技量の高さを是非ともご堪能ください。螺鈿鞘の拵え付きでこちらも御刀に劣らぬ素晴らしい拵えです。 固山 宗次は、江戸時代の刀工。俗名は固山宗兵衛。 享和3年陸奥白河に生まれる。加藤綱英の門下で同輩に長運斎綱俊がいます。松平家のお抱えであり、文政のころ松平家伊勢転封に伴い桑名に移り、後に江戸へ移住。弘化のころ備前介を受領。また、一専斎・精良斎と号しています。明治初期に没したようです。 息子の宗一郎が二代目を襲名。兄は同じく刀工の固山宗平で弟子には泰龍斎宗寛などがいます。

新々刀上々作在銘『備前介藤原宗次』『慶應元年五月日』螺鈿拵え付特別保存刀剣

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