武具散図鍔『無銘会津正阿弥』 木瓜形 鉄槌目地 高彫 象嵌 打返耳 縦幅105ミリ 横幅99ミリ 重ね5ミリ 重量251グラム (全て約です。) 日本美術刀剣保存協会鑑定書付
本作は非常に大振りで会津正阿弥鍔と鑑せられた逸品で鍛えのよい鉄鍔で、力強い彫りに象嵌でで兜や拵えなどが現されております。
会津正阿弥は正阿弥一派が松平家の城下町である会津若松で製作した鍔で作者としては長鶴、長六、長次などが江戸時代初期から中期にかけて活躍し、 天明頃から慶應にかけては正光や正重、一光な どの優工がおり鉄地に金象眼や色絵を施した作品があります。