銘文『筒井龍城子清兼作之助手古沢宏市』『昭和十六年八月日吉日』 種別 刀 長さ 67.3センチ 反り 2.3センチ 元幅34ミリ 元重7ミリ 先幅27ミリ 先重6ミリ 刀身のみ844グラム (すべて約です)大阪府教育委員会
本作は迫力の大帽子で互ノ目乱れであり一般的な軍刀のサイズより遥かに豪壮な造り込みで助手古沢宏市とあることからも階級の高い方への注文打ちとなっております。
大帽子であることも珍しく、地刃ともによく冴えた見事な出来です。
清兼は 筒井清兼、橘清兼とも銘します。 明治40年3月25日 生まれ。岡崎藩工の家系で、清兼としては二代目で、栗原昭秀門下です。大東亜戦前夜の刀匠序列では優秀ランク、聖代刀匠位列上工の列大業物。