越前 『無銘』 丸形 鉄地 肉彫地透 角耳小肉 縦幅78ミリ 横幅77ミリ 重ね5ミリ 重量85グラム( 全て約です) 日本美術刀剣保存協会鑑定書付
越前国福井は松平家三十万石の中心地で、記内派、明珍派、赤尾派の家系がいずれも幕末まで繁栄しました。
そのなかでも特に記内派の名が世に知られており、保存鑑定にて越前、本作は箱書きにて越前住記内と極められております。
丸形形の鉄地の鍔に葵琴柱を肉彫地透かしで表裏はきちんと立体的な葵琴が見事に再現された気品に溢れた一枚です。