銘文 『濃州関藤原兼廣作』 種別 刀 長さ 65.8センチ 反り 1.8センチ 元幅32ミリ 元重7ミリ 先幅22ミリ 先重6ミリ 刀身765重量グラム 兵庫県教育委員会 (すべて約です) 本作は定評ある三本杉風の小互ノ目乱れを几帳面に焼き刃縁には細やかな沸えがつき刃文構成は大変見事で孫六をうつした作で地刃ともによく冴え見事な出来です。 岐阜県関市に於いて活躍し、戦時中陸軍受命刀匠に任命されていた刀工 です。三本杉の刃紋を得意とし、切れ味にも定評がありました。戦後は作刀をしていないために現存作が非常に少ないそうです。