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一文字写し在銘『備州長船住上田祐定造平成二十三年正月日』最後の祐定

銘文 『備州長船住上田祐定造 平成二十三年正月日』 『為角田長興君』 種別 刀  長さ 74.4センチ 反り 1.4センチ 元幅 33ミリ 元重 7ミリ 先幅 25ミリ  先重 6ミリ  刀身重量 959グラム (すべて約です)  岡山県教育委員会 平成二十三年四月十五日交付

現在刀及び太刀の基本製作費用料150万円からの現代刀匠備前長船刀工上田祐定です。
上田祐定刀匠についてはこちらをクリックしてお進み下さい。

華やかで古風なる乱刃で出来は福岡一文字を彷彿させます。

豪壮で美しい反り姿で切先から刃区まで大暴れであり刃中に小沸え大変よくつき金筋、砂流がかかり金線が走る素晴らしい丁子乱刃の傑作です。

無鑑査刀匠の「河内國平」刀匠門人。
初めは「國仁」、続いて「兼仁」を名乗り、更に「祐定」と改名した。 本名は上田載仁、昭和22年3月28日生まれ、今泉俊光刀匠、河内國平刀匠に師事する。備前長船日本刀傳習所を主催し、多くの弟子を育成されております。 砂鉄よりの自家製鉄より、現在の玉鋼を越える、上質の鋼を生み出す事に成功された。 写し物を避け独創的な姿と焼刃の刀を鍛え、切れ味を重視しながらも美観も兼ね備えた作刀は定評があり独立後は備前長船に帰り鍛刀に日夜励んでいます。

一文字写し在銘『備州長船住上田祐定造平成二十三年正月日』最後の祐定

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