銘文『越後住天龍子貞清造之』『昭和二十年五月吉祥日』種別 刀 長さ 70.5センチ 反り 2.0センチ 元幅33ミリ 元重8ミリ 元幅22ミリ 先重6ミリ 刀身重量810グラム (すべて約です) 福井県教育委員会
戦前位列最上位貴品の列最上大業横綱格の刀工『越後住天龍子貞清』です。
正宗を彷彿する皆焼の華やかな出来で、平地のほぼ全体が働き、刃中は小沸え大変よくつき、金線、渦上の凄まじい働きを見せる互の目小丁子で力量と精神を余すところなく見せつける間違いない注文打ちと思われる渾身の一振りです。
上村八十八。元陸軍受命刀匠。國工院会員名誉宗匠。