蓮に川蝉図鐔『無銘』加納派 日本美術刀剣保存協会鑑定書付 障泥形 鉄磨地 鋤出高彫 金銀象嵌 打返耳 縦幅67ミリ 横幅62ミリ 重ね4ミリ 重量74グラム 全て約です。 加納派とは夏雄までは流石に極められておりませんがほぼ加納夏雄であろうと思われる作品につく最高の極めであり、実質的に加納夏雄と極めている例がないようで夏雄に限りなく近いと見てもよいこの上なき名品です。 加納夏雄は幕末の特異な時代性と文化とが生み出した名工。金工を芸術の域まで昇華させた功績は大きく向上心溢れるその人柄に多くの門弟が彼を尊信して集まり、門人が育成されました。明治二十加納夏雄は幕末の特異な時代性と文化とが生み出した名工。金工を芸術の域まで昇華させた功績は大きく向上心溢れるその人柄に多くの門弟が彼を尊信して集まり、門人が育成されました。明治二十七年に東京美術学校の教授となり、金工芸術の発展に尽力しました。