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平安末期の太刀舞草鍛冶『宝寿』特別保存刀剣鑑定書

銘文『無銘』 種別 刀 長さ 68.6センチ 反り 2.1センチ 元幅33ミリ 元重7.5ミリ 先幅31ミリ 先重6ミリ 刀身836グラム (すべて約です) 岩手県教育委員会 
 
大切先の堂々たる姿で、地肌には板目が柾がかかった地肌に沸が厚くつき、淡く映り立ち、刃中は金線、砂流しが実に見事なで二重刃ごころとなっており、古調で趣があり奥州鍛冶のお手本と云えるような一振りです

宝寿の成り立ちは古く平安時代あるいは鎌倉時代とも云われ鎌倉時代後期に宝寿鍛冶で筑前や大和に移住するものがあったと古剣書には記されており、最も古い鍛冶集団の一つで徳川時代には武家の間で祝儀、贈答用として珍重されました。

平安末期の太刀舞草鍛冶『宝寿』特別保存刀剣鑑定書

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