銘文『備前国長船祐定』 種別 刀 長さ 67.8センチ 反り 2.0センチ 元幅32ミリ 元重9ミリ 先幅22ミリ 先重6ミリ 刀身914重量グラム (すべて約です) 福岡県教育委員会
長船鍛冶の名門である天明期の祐定です。
天明頃の祐定には七郎右衛門祐定がおり新々刀期最初期の祐定です。
まるで肥前刀の最上工の作をみるような素晴らしい出来栄えであり身幅厚く、 地金の美しさを追求したような非常に健全で上品なる地肌で、小板目肌に地沸よくつき、匂がふかく、沸が厚くつき、砂流しが実に見事で明るく非常に美しい働きがる素晴らしい出来栄えの一振りです。