銘文 『無銘』 種別 刀 長さ 二尺0寸九分五厘 反り 七分 目釘穴 2個 元幅34ミリ 元重6ミリ 先幅26ミリ 先重 4.5ミリ 刀身重量623グラム (全て約です) 兵庫県教育委員会 日本美術刀剣保存協会鑑定書付 当刀は一筋の樋をかき、杢目を交えた小板目肌よく詰み地肌に湾れを基調に小互ノ目丁子を焼き砂流し、沸え交じり、匂口明るく冴え、覇気に満ちた名刀と云えます。 大宮派は祖である国盛が、鎌倉後期から南北朝時代初期にかけて山城国猪熊通大宮より備前国大宮に移住したことより始まる一派を云い、助盛、盛重、盛利、盛景、師景、らが代表工とされています。