寒山拾得図鍔在銘『如竹』花押 保存刀装具鑑定書 堅丸型赤銅磨地 鋤出彫色絵 小柄櫃孔埋 角耳小肉 縦幅74ミリ 横幅70ミリ 重ね4ミリ 重量139グラム 全て約です。日本美術刀剣保存協会鑑定書付 日本刀大鑑所載の有名な名品です。佐藤寒山先生の箱書きがあり素晴らしい名品です。是非ともお楽しみください。 江戸後期の装剣金工家。江戸芝新門前町に住し,天明から寛政ごろに没したと推定されている。名を清次郎,仲矩といい,武陽山,歓笙堂の別号がある。はじめ父の業であった 鐙師を継いだが,のちに装剣金工に転じたといわれる。作品には,「蜻蛉図小柄」「二福神図鐔」(いずれも個人蔵)や「鶴丸文鐔」(東京国立博物館蔵)村上派の祖で,高彫りのほか片切彫り,平象嵌にも長じた堅実な作風で知られる。その子如節のほか如蘭,如篤,如柳など如某と名乗る門人を輩出。